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古代から食べられていたマグロ
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マグロ漁の歴史を遡ると、なんと縄文時代には既に日本人はマグロを食べていたと言われています。
動物の骨を使った釣り針の発見がありますが、漁の方法についてはまだナゾが残っています。
時代とともに、遺跡から発見される釣り針の進化も見えてきます。
弥生時代になると、現在の網漁業の原始的な形のものも発見されています。
今で言う“たも網”のような形をしています。考えられるのは、その網を使って魚をすくっていたと思われますが、マグロをすくうのは、ちょっと考えにくいことです。
>鮪という字の人物登場
マグロ漁ではないですが、古墳時代から飛鳥時代にかけては、歴史上の人物で『鮪』の字が見られるようになります。
いよいよ、マグロが一般的になってきたという証拠になります。
平安時代に入ると、魚食文化の普及とともに刺身がお目見えします。
マグロ漁も本格化してきますが、刺身として登場が頻繁になるのは江戸時代に入ってからです。
現在のマグロ漁
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こうした日本のマグロ漁は、消費拡大とともにどんどんと広がりを見せてきます。
時代は一気に進み、昭和20年、戦後の日本においては、世界第1位の水産国となっていました。
マグロ漁をはじめ、捕鯨船など世界中の海を渡り歩くことになりますが、それぞれの国の自国漁業の保護のため、200海里という規制を広げ始めました。
日本におけるマグロ漁は、どこの国の200海里にも侵入しない位置までの漁を強いられ、遠洋漁業が主なものになっていきます。
それでも、消費される量が多いため、他の国の200海里に入って漁をすることもありますが、そのときには入漁料を支払わなければならないとされています。
また、世界的なマグロ消費によって、その資源減少も大きな課題という現実があります。
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